こんにちは、Flocke代表の東郷です。
今回は、データ分析ツールQA Analyticsのマスコットキャラクター「くーすけ」がLP広告漫画をきかっけにツールと共に成長していったストーリーを紹介します。このキャラクター、爆発的な人気というわけではないんですが、メディアやSNSを通じてじわじわと認知度を上げ、イベントやセミナーで「見たことあります!」なんて声をかけられるようになったんです。
「キャラクターなんて、ビジネスに本当に必要なん?」って思ってるそこのあなた!ちょっと待ってください。
キャラクターを活用したブランディング戦略には、意外とすごい力があるんですよ。今回はその成功の秘訣をくーすけを通じてお話しします。
【くーすけ誕生秘話】親しみやすさを形にするまで
そもそも、くーすけが誕生したきっかけは、QA Analytics(旧QA Heatmap Analytics)のLP広告漫画を制作していたときのこと。クライアントは、ツールの説明をより親しみやすく、簡単に伝えたいという希望がありました。それで、「ほんならキャラクター作ったらええやん!」ってことで生まれたのが、くーすけです。
くーすけのデザイン案は、もともとQA Analyticsのロゴがあって、それのベースになったのがクオッカワラビーでした。そこから、ロゴを立体的にキャラクター化することからスタートしました。どんなフォルムにしてどんな性格にするのか、LP漫画の制作先と協議を重ねながら、くーすけは少しずつ形になっていきました。こうして、ユーザーに親しみを感じてもらい、ツールの役割をわかりやすく伝える存在として、くーすけが誕生したんです。
漫画の中でくーすけが活躍することで、サービスの魅力がより身近に感じられ、ブランドメッセージが単なる説明文よりも印象に残る形で伝わるようになりました。
SNSでつながる!くーすけが教えてくれたブランド認知向上のコツ
LP広告漫画での登場だけじゃもったいない! ということで、くーすけをSNSでも積極的に投稿し始めました。するとどうでしょう、フォロワーさんたちから「このキャラクター、可愛い!」や「いつも見てます!」といった反応が増えてきたんです。
前述したように爆発的な人気というわけではなかったんですが、じわじわと「お、こいつ見たことあるな?」っていう存在感が出てきました。イベントやセミナーに参加した時も、「このキャラクター、見たことあります!」とか「可愛い!」とSNS上での反応と同じように声をかけてもらえるようになって、認知度が確実に上がってきたんです。
SNSでの投稿では、くーすけのキャラクターストーリーや日常のちょっとした出来事を絡めて、フォロワーとの交流を促進しました。ただキャラクターの画像を投稿するだけでなく、「今日はこんなことがあったよ!」というストーリー仕立てにすることで、フォロワーが共感しやすく、コメントも増えていきました。さらに、ユーザーからのコメントに丁寧に返信することで、くーすけとファンとの距離感が縮まりました。
SNSでの工夫としては、投稿するコンテンツの内容やタイミングにも気を配りました。例えば、フォロワーが最もアクティブな時間帯に合わせて投稿したり、季節のイベントに関連したコンテンツを発信することで、ユーザーの興味を引きつけました。このように、継続的かつ計画的な投稿を行うことで、少しずつですが確実に認知度が上がっていきました。
ぬいぐるみ化でファンを魅了!キャラクター活用でブランドを魅力的に
SNSでの反響を受けて、次にくーすけをぬいぐるみ化してみました。これがまた、セミナーやイベントで大好評。「このキャラクター、知ってます!」「いつも見てます!」と声をかけてもらうことがさらに増えました。ぬいぐるみって、実物が目の前にあるとやっぱりインパクトが違いますよね。
くーすけのぬいぐるみ化によって、単なるデジタルコンテンツから、実際に触れることのできる「物」に変わったことで、ブランドの親しみやすさがぐっと増しました。イベントブースにくーすけがいるだけで、ついつい足を止めてくれるお客さんが増え、そこから会話が始まることも多くなりました。実際に、ぬいぐるみを展示したイベントではブース訪問者数が30%増加するなど、目に見える成果が出ました。やっぱり、こういう視覚的なインパクトって大事なんですよね。
さらに、ぬいぐるみはイベントだけでなく、SNSでも活用しました。ぬいぐるみを使った写真を投稿することで、くーすけの「実在感」を強調し、フォロワーにより一層親しみを感じてもらえるようにしました。例えば、「オフィスに遊びに来たで!」「今日からバンコクに出張やねん」というような投稿は、フォロワーからの反応が特に良かったです。こうした取り組みを通じて、くーすけはデジタルとリアルの両方で存在感を示すことができました。
プロジェクトを離れても応援し続ける、くーすけへの思い
残念ながら、僕は現在このプロジェクトから離れています。しかし、くーすけやQA Analyticsの活躍は今でも応援しています。SNSでくーすけに関する投稿を見ると、僕も嬉しくなりますし、「この子見たことある!」というイベントやセミナーの投稿を見るたびに、キャラクターの力を改めて感じます。
いまではX(旧Twitter)などの一部アカウントも消えてしまい、公式サイト上でも表立ってキャラクターを出しことも無くなっています。それは、ブランディングが“親しみ”から“未来”であったり“権威性”を押しだす方向に、ブランドが転換しているのだろうと思います。しかし、それもビジネスの上では仕方のないことです。
プロジェクトからは離れましたが、くーすけと共にQA Analyticsがこれからもますます多くの人に親しまれていくことを、陰ながら応援しています。
【Flockeの強み】あなたのブランドも認知度アップへ
Flockeでは、こうしたLP広告漫画の制作からキャラクターのぬいぐるみ化、そしてSNSを活用したブランディング戦略までをトータルでサポートしています。くーすけのようなキャラクターを通じて、ブランドのメッセージを視覚的に強化し、親しみやすく伝えることで、認知度を高めることができるんです。
Flockeのサポートは、単なるデザインや制作にとどまりません。キャラクターのSNS展開やイベントでの活用、さらには商品化まで、ブランドの成長に必要なあらゆるフェーズを包括的に支援します。くーすけの成功例を見れば、視覚的コンテンツがどれだけ効果的に働くかがわかります。もし「自分のビジネスにもキャラクターを取り入れてみたい」「視覚的にインパクトを与えたい」と考えているなら、Flockeにぜひご相談ください。あなたのブランドも、くーすけのようにじわじわと認知度を高めていけるかもしれませんよ。